私たちエスプラスのマンションリノベーションでは、占有内部をスケルトン状態（躯体が見えている状況）から間仕切り壁を一からつくっていきます。

専用の部材を使用して床を上げることによってその空間が防音効果を発揮しています。

今回ご紹介するのは、マンションでお子様の走りまわる音が下の階の方へご迷惑になっていないか･･･とご心配されるお施主様のご要望でさらに防音効果を発揮するために床下空間に、セルロースファイバーを吹き込むことになりました。

私たちも初めての経験でしたが、山陽木材様のご協力もあり無事に工事を終えました。
その一部始終をお見せします。

↑細かい埃が出るので住みながらの工事ではしっかりとシートで養生

セルロースファイバーとは素材の80%が新聞紙。セルロースファイバーを吹き込むことで、絡み合った繊維の中に生じる空気層は、熱だけでなく、音も伝えにくくするのです。
実際に手に取ってみると新聞の文字が見えました。

素手で直接触っても大丈夫です。お子さんがいる家でも安心です。

即席テントの中で作業員が床下にセルロースファイバーを吹き込みます。
※床下点検口等、数か所床に開口部を設けることが必須です。

しっかり充填できたことを確認し、作業完了です。実際に吹き込みの作業は全室1日で完了しました。
工事完了後すぐに、お施主様にご確認いただいたところ「以前より床下が詰まっている感じがする」「寒さが軽減された」と満足していただけました。

セルロースファイバーは国の省エネキャンペーン補助金の対象にもなり、補助金が出ます。しっかり、防音・断熱されたい方はエスプラスまでお問合せください。